はじめに
「給料が少ないから貯金なんてできない」「資産形成なんて自分には無理」
そう思っていたのは、昔の僕自身です。
手取りは少なく、気づけば月末には残高ゼロ。
正直、将来のことを考える余裕なんてありませんでした。
でも、ある日「このままじゃ本当にまずい」と気づき、少しずつ行動を変えました。
すると、貯金ゼロだった僕でも資産形成を始められたのです。
この記事では、僕の体験談を交えながら「給料が少なくても資産形成を始められる方法」を紹介します。
月末残高ゼロで青ざめた日
20代の頃の僕は、毎月の給料日を心待ちにしていました。
でも、振り込まれた給料は、家賃や生活費、そして飲み会や衝動買いであっという間になくなっていきました。
ある月のことです。
ATMで残高を確認したら「残高:4桁」。
「え、もうこれしかないのか…」と、顔から血の気が引いたのを今でも覚えています。
その瞬間、強烈な不安に襲われました。
👉 「このままじゃ将来どうなるんだろう?」
👉 「病気やケガで働けなくなったらどうする?」
お金がないこと以上に、「将来への安心感がゼロ」なことが恐ろしくなったのです。
給料が少ないは「現実」でも「言い訳」ではない
たしかに、当時の僕の給料は多くありませんでした。
でも、それ以上に問題だったのは「少ないから無理」と諦めて、何の工夫もしていなかったこと。
👉 「給料が少ない」=「何もできない」ではない
👉 「少ないなりにできることは必ずある」
そう気づいたとき、僕の行動は少しずつ変わっていきました。
ステップ1:まずは支出を把握する
最初にやったのは「家計簿」を付けて、支出を見える化することでした。
※今なら「マネーフォワードME」などの家計簿アプリが便利です。
- コンビニで毎日300円 → 月9,000円
- 自販機で飲み物 → 月3,000円
- なんとなく参加した飲み会 → 月20,000円
「お金が貯まらない理由」は、自分が一番つくっていたんです。
👉 解決法:コンビニはやめて水筒を持参。飲み会は「本当に行きたいときだけ」。
これだけで、毎月数万円が浮きました。
ステップ2:小さな金額から積立を始める
浮いたお金をそのまま使うのではなく、「先取り」で積立を始めました。
- 最初は月5,000円
- 慣れてきたら月10,000円
- 証券口座を開き、つみたてNISAでインデックス投資を開始
最初は「こんな少額で意味あるの?」と思いましたが、続けることでお金が積み上がり、自分の成長も感じられるようになりました。
ステップ3:収入アップにもチャレンジ
支出の見直しと同時に、収入を増やす挑戦も始めました。
- ものづくりとせどりの副業で、月2~3万円のプラス収入
- FP3級の勉強でお金の知識を強化
- 将来につながるスキルを少しずつ習得
小さな成功体験が自信につながり、さらに挑戦する意欲が湧いてきました。
結果:貯金ゼロから資産形成が始まった
最初は「たった5,000円」からのスタート。
でも、数か月後には少しずつ残高が増え、気づけば「資産形成」という言葉が自分事になっていました。
あのときの学びはシンプルです。
👉 給料が少ないことより、何も行動しないことの方が大きな問題
まとめ
- 「給料が少ない」は現実でも、言い訳にはならない
- 支出を見直し、小さな積立から始める
- 副業やスキルアップで収入を増やす
- 習慣化すれば、貯金ゼロでも資産形成は可能
あのとき残高ゼロで青ざめた自分に言いたいのは、「小さな一歩を今日から始めろ」ということです。
未来は、今日の行動で必ず変わります。


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