🔥 そもそも「FIRE」って何?
最近SNSや書籍でよく見かける「FIRE(ファイア)」という言葉。
これは 「Financial Independence, Retire Early」=経済的自立と早期リタイア を意味します。
つまり、働かなくても生活できる資産を持ち、早期にリタイアして自由な人生を送るという考え方です。
FIREを達成すれば、嫌な仕事にしがみつかなくてもOK。
場所にも時間にも縛られない生活が可能になります。
💡 FIREを目指す人が増えている背景
FIREが注目されている理由には、以下のような背景があります。
- 会社員としての将来に不安を感じている人が多い
- 年金や退職金だけに頼れない時代
- 副業や投資が以前よりも身近になった
- 働き方の多様化(在宅・フリーランスなど)
「働きたくない」というネガティブな理由だけでなく、
「もっと自由な時間を持ちたい」「好きなことに挑戦したい」など、ポジティブな理由からFIREを目指す20代も増えています。
💰 FIREの基本的な仕組み:4%ルール
FIREを実現するための一つの目安が「4%ルール」と呼ばれる考え方です。
これは毎年、資産額の4%を取り崩しながら生活するというもの。
たとえば、年間生活費が200万円であれば、
200万円 ÷ 4% = 5,000万円
つまり、5,000万円の資産があれば理論上はFIRE可能というわけです。
もちろん、投資の利回りやインフレ率にも左右されるので注意は必要です。
🔍 FIREの4つのタイプ
実はFIREにも種類があります。自分の目指すスタイルに合ったタイプを知ることが大切です。
年間生活費が200万円(月16.6万円)だと仮定して、必要資産額を記載します。
Lean FIRE(リーン・ファイア)
必要資産額 5000万円(月16.6万円相当)
→ 最低限の生活費で早期リタイアするスタイル。生活コストは抑えめ。
Fat FIRE(ファット・ファイア):
最低必要資産額 1億円以上(月33.3万円相当)
→ 裕福な生活を維持しながらリタイアする。資産額は多めに必要。
Barista FIRE(バリスタ・ファイア
必要資産額3000万円(月10万円相当)+パートタイム労働月6.6万円
→ 資産からの収入+パートタイム労働で生活。完全リタイアしない柔軟型。
Coast FIRE(コースト・ファイア):
必要資産額2000万円(月6.6万円相当)+軽い労働月10万円
→ 早い段階でまとまった資産を築き、あとは働きながら資産を育ててFIREを目指す。
特に20代は、まとまった資産を作るのに時間がかかってしまうので、Coast FIREが現実的な選択肢として人気です。
🛠 FIREを目指すための3ステップ
では、具体的にFIREを目指すにはどうすればいいのか?
工場勤務の僕でも取り組めた「シンプルな3ステップ」を紹介します。
① 生活費の把握と最適化
まずは毎月いくら使っているのかを知ることからスタート。
家計簿アプリ(例:マネーフォワードME)で支出を見える化しましょう。
そして、以下の固定費を中心に見直しを。
- スマホ料金(格安SIMに乗り換える)
- 保険(本当に必要な保障だけに絞る)
- サブスクの整理
② 収入アップ(副業や転職)
支出を抑えるだけでなく、収入を増やす努力も重要です。
僕の場合、副業で車のパーツ販売をして月に1万円程度を確保しています。
本業も積極的に取り組み、出張などを活用して収入が増えるように頑張っています。
何事にも本気で取り組み、収入アップを目指そう!!

③ 積立投資の活用
FIREには資産運用が必須です。僕もやっているのが、以下の王道スタイル。
- つみたてNISA/新NISAの活用
- インデックス投資【例:eMAXIS Slim 米国株式S&P500、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)】
- 月々1〜3万円をコツコツ積み立て
長期的に「複利の力」で資産を育てていくスタンスです。
ウォーレン・バフェットも言っています。
「短期間で急いで金持ちになろうとしてはいけない。」と。

✅ まとめ:「働かない」ではなく「自由に生きる」ための選択肢
FIREは「働かずに楽したい」人だけのものではありません。
経済的な自由を手に入れることで、自分の時間や選択肢を増やすのが本質です。
20代からFIREを意識して行動すれば、人生の後半がグッと楽になります。
早期リタイアを目指さなくても、FIREの考え方は将来の不安を減らす強力な武器になります。
今の生活をちょっと見直すことから、ぜひ一歩を踏み出してみてください。


コメント