はじめに:手取り18万円…それでも「貯められない」とは言わせない
「手取り18万円じゃ、貯金なんて無理」
「給料が上がらないのに、物価ばかり上がる…」
そんな声をよく聞きます。
でも実は、**収入の多さよりも「使い方」「考え方」**の方が大事なんです。
資産形成とは、“お金を増やす仕組みを作ること”。
手取り18万円でも、きちんと仕組みを作れば誰でも将来に備えられます。
今日はそのステップを、わかりやすく解説します。
① まずは「支出の見直し」からスタート
お金を増やすための第一歩は、出ていくお金を減らすことです。
貯金や投資は、「余裕資金」があってこそ始められます。
🔹 固定費を3つ見直すだけで劇的に変わる
| 項目 | 見直しポイント | 目安の節約額/月 | 
|---|---|---|
| スマホ代 | 格安SIMへ乗り換え | 3,000〜5,000円 | 
| 保険 | 不要な保障を整理 | 2,000〜4,000円 | 
| サブスク | 使っていないものを解約 | 1,000〜3,000円 | 
これだけでも月1万円以上浮く人は多いです。
浮いたお金をそのまま「貯蓄・投資」に回すのがポイントです。
② 生活防衛資金を確保しよう(最低3ヶ月分)
まずは「守り」を固めましょう。
生活防衛資金とは、万が一の時でも生活を守るお金のことです。
👉 目安は「生活費の3〜6ヶ月分」。
たとえば、月の生活費が15万円なら
15万円 × 3ヶ月 = 45万円を目標に貯めましょう。
これはまだ“投資”ではなく、“安心の土台作り”です。
③ NISAで積立投資を始めよう
防衛資金ができたら、次は「お金を働かせる」ステージへ。
おすすめは、NISA(積立投資枠)でのインデックス投資です。
🔹 なぜNISAがおすすめなのか?
- 利益に税金がかからない(非課税)
 - 毎月少額(1,000円〜)から始められる
 - ほったらかしで長期的に増える
 
🔹 初心者に人気の投資信託
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
 - S&P500インデックス・ファンド
 
「毎月1万円だけでもOK」。
退屈に見えても、複利の力で10年後に大きな差が生まれます。
④ 副収入をつくって「攻めの資産形成」
貯金と投資の“タネ銭”を増やすために、
できれば副収入にも挑戦してみましょう。
おすすめはリスクの少ない“スキル型副業”です。
| 種類 | 内容 | メリット | 
|---|---|---|
| ブログ・アフィリエイト | 好きなテーマで収益化 | 初期費用が少ない | 
| クラウドワークス | ライティング・データ入力 | すぐ始められる | 
| フリマアプリ | 不用品販売 | 在庫リスクなし | 
本業+月1〜2万円の副収入でも、年間10〜20万円の差になります。
その分を投資や貯金に回せば、将来の安心感がグッと変わります。

⑤ 小さな成功体験を積み重ねよう
資産形成はマラソンのようなもの。
最初から完璧を目指すと挫折します。
- 初めて3万円貯まった
 - NISAを開設できた
 - 投資信託が+500円になった
 
この“小さな成功体験”こそが、継続のエネルギーになります。
焦らず、コツコツ。
「昨日より少し前進している自分」を褒めてあげましょう。
⑥ まとめ:手取りが少なくても「未来は作れる」
- 固定費を見直して“出血を止める”
 - 防衛資金を貯めて“安心を持つ”
 - NISAと副収入で“お金を育てる”
 
これが、手取り18万円でもできる資産形成の王道ルートです。
収入の多さではなく、仕組みの上手さで人生は変えられます。
どん☆お金が少ないからこそ、考え方と行動で差がつきます。
「どうせ無理」ではなく、「少しずつやってみよう」で未来を変えよう!













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