📌 はじめに:投資って怖い?だからこそ知っておきたい方法
「投資=ギャンブルみたいで怖い…」
そんなイメージを持っていませんか?
実は、投資初心者ほど知っておくべき安全な手法があります。
それが、”ドルコスト平均法”です。
僕自身も投資を始めたばかりの頃、「いつ買えば損しないんだろう…」と毎日チャートを見て一喜一憂していました。
でも、この方法に出会ってからは“放置”で積み立てを続けるだけ。精神的にもずいぶん楽になりました。
💡 ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、毎月・一定の金額で同じ金融商品を買い続ける方法です。
たとえば、こんなイメージです。
- 毎月1万円で投資信託を購入
- 価格が高いときは少ししか買えない
- 価格が安いときはたくさん買える
これを繰り返すことで、購入単価が平均化され、リスクを抑えられるという仕組みです。
📊 図解で見るドルコスト平均法のしくみ
ドルコスト平均法の例(毎月1万円で投資)

例えば、1月~6月までの半年間に、毎月1万円投資をしたとする。
グラフにするとこんな感じ。

グラフの見方
- 青い線(左軸):商品価格の変動を表しています。
- 赤の棒グラフ(右軸):毎月1万円を投資した際の購入口数を表しています。
ポイント
- 2月は価格が下がったため、「同じ1万円でも多くの口数(20口)」を購入できています。
- 3月は価格が上がったため、「少ない口数(6.67口)」しか買えていません。
- 価格の変動幅は上下同じ、±¥500 と±¥200で動いています。
- 1月に1000円だった価格は、6月に同じ1000円価格に戻りました。
仮に、もし価格が¥1000のまま変化しなかったら何口購入できていたでしょうか?
答えは、「6万円÷1000円= 60口」 購入できたことになります。
では、上記のグラフの場合はどうなったのでしょうか??
答えは、毎月の口数を足していけば分かります。
「10+20+6.67+8.33+12.5+10= 67.5口!!」
感覚的に、なんとなく同じ口数購入できるのかなと思いがちですが、
価格が一定の時より多く購入することができるんです!!
このように、価格が変動する中で淡々と購入していくことで、平均取得単価を抑える効果があるのが「ドルコスト平均法」です。
高い時に少なく、安い時に多く買えることで、感情に左右されずリスクを抑えられます。
✅ メリットとデメリット
✔ メリット
- 感情に左右されない: 毎月自動で積み立てるから安心
- 少額からOK: 新NISAでは月1,000円からでも投資可能
- リスク分散効果: 購入価格が平均化され、平均取得単価を抑える効果がある
⚠ デメリット
- すぐには増えない: 長期投資向きなので、結果が出るまで時間がかかる
- 投資商品は自分で選ぶ必要がある: インデックスファンドなどがオススメ
🔚 まとめ:ドルコスト平均法は、初心者にとって最強の味方
投資初心者にとって、タイミングを読まなくていいドルコスト平均法は、非常に心強い存在です。
- 少額から始められる
- 続けるだけでOK
- リスクを抑えて資産を育てられる
20代で始めれば、30代、40代には大きな安心感につながります。
「投資は怖い」と思っているあなたこそ、まずこの方法から始めてみましょう。



コメント