こんにちは!!工場組立作業員をしながら、FPをしている「どん☆」です!!
今日は、山崎元さん、水瀬ケンイチさん著の「ほったらかし投資術」について解説していきたいと思います。
この投資スタイルは、一度仕組みを作れば、あとは“ほぼ放置”で資産形成できるのが最大の魅力の投資方法です。
この記事を読むと、次のようなことが分かります。
- ほったらかし投資の基本
- なぜそれでお金が増えるのか?
- 実際のやり方とおすすめ商品
🔰 「ほったらかし投資」の定義とは?
本著の中で、ほったらかし投資術の定義とは、
「プロが考える最善の運用に大きく劣らず、なるべく簡単に実行できる、個人にとっての資産運用の具体的方法」
と説明しています。
文字通り、投資先を選んだらあとは放置する投資方法です。
株を頻繁に売り買いする「トレード」とは真逆。
一度買ったら長期間持ち続け、時間の力=複利を活かして資産を増やすスタイルです。
✔ 画面に張り付く必要なし
✔ 難しい知識も不要
✔ 継続するだけでOK
これが、忙しい社会人や投資初心者に人気の理由です。
📈 ほったらかし投資のカギは、次の3点
カギは「長期・積立・分散」の3つです。
① 長期
資産運用の世界では、時間が最強の味方です。
10年、20年というスパンで見れば、市場の一時的な暴落や上がり下がりは雑音に過ぎません。
過去の統計になってしまいますが、アメリカのシーゲル教授の研究によれば「15年以上の長期保有を行えば、過去のアメリカ株式市場のどのタイミングで始めても、実質的にマイナスリターンになったことはなかった」という検証データ出ています。
なお、これはアメリカ市場の過去データに基づくものであり、日本株では同様の結果が出ているわけではない点に注意が必要です。
② 積立
毎月少しずつ一定額を投資する「積立投資」は、価格が高いときは少なく、安いときは多く買えます。
これを「ドルコスト平均法」と言います。
平均買付価格を抑えられる方法として、有名な方法です。
③ 分散
1つの銘柄に集中するのではなく、複数の国や企業に分散投資することでリスクを下げることができます。
この3つを満たした商品を選んで積立を続けるだけで、ほったらかしでも資産は自然と育っていくのです。
🛠 実際にどう始める?おすすめ手順
ステップ①:証券口座を開設
SBI証券、楽天証券などのネット証券を選びましょう。今一番オススメなのは、SBI証券です。
各種の手数料が最安です。
株式購入も通常は100株単位のところ1株単位から購入できて、手数料も無料で購入することができます。
ネット証券は、スマホで簡単に開設できます。
↓こちらの記事で詳しく紹介しているので、興味がある人は読んでみてください。

ステップ②:新NISA口座を開設
非課税で投資ができる「新NISA」制度は絶対に活用したいところ。
特に“つみたて投資枠”は初心者にぴったり。
↓こちらの記事で詳しく紹介しています。

ステップ③:おすすめファンドを選ぶ
「投資信託」という商品を選びます。以下のような全世界型や米国株型のインデックスファンドが鉄板です。
🔸eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→ 世界中の株に分散投資できる最強ファンド。
本著の中で、「インデックス投資の投資銘柄のファイナルアンサー」として紹介されています。正直これ1本でOK!
🔸SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
→ アメリカの大企業500社に連動。米国経済にかけたい人向け。
ステップ④:積立設定をして「ほったらかし」
毎月1万円、2万円など無理のない金額を設定。
その後はアプリで残高をたまにチェックするだけでOKです。
💡 ほったらかし投資で気をつけること
- 何があっても途中でやめない:暴落が来ても絶対に「売らない」が鉄則
- リスクを理解する:短期では、元本割れすることもあると認識しておく。
- 生活防衛資金は別に確保:すぐに使うお金は絶対に投資しない
✅ まとめ:ほったらかし投資は、忙しいあなたの最適解
今の時代、スマホ一つで資産形成ができるようになりました。
投資=難しい、怖いと思っていた人こそ、「ほったらかし投資術」で人生を変えるきっかけになります。
1日でも早く始めれば、それだけ時間という“資産”を味方につけられます。
未来の自分のために、今日から小さな一歩を踏み出してみましょう。
コメント