こんにちは、どん☆です。
今回は、最近ますます身近に感じる「物価の上昇」についてお話ししたいと思います。
■ 2025年5月の消費者物価上昇率は「3.5%」
総務省の発表によると、2025年5月の消費者物価指数(CPI)は前年比で3.5%の上昇となりました。
これは、G7(先進7か国)の中でも比較的高い上昇率で、今の日本が急速に物価高のフェーズへ入っていることが分かります。
「最近、食材も電気代も高いな…」と感じていた方も多いのではないでしょうか?
数字だけでなく、実際の生活レベルでも実感が出てきている頃だと思います。
📈 物価上昇率の推移(日本)
- 2020年:−0.1%(デフレ脱却前)
- 2021年:−0.2%
- 2022年:+2.5%
- 2023年:+3.3%
- 2024年:+2.7%(年間平均)
- 2025年5月:+3.5%(前年比)
このように、2022年以降、日本でも急速にインフレ局面へ突入し、直近では3%台の上昇が続いている状況です。
🌍 G7との比較
国・地区 | 物価上昇率(CPI) |
---|---|
日本 | 3.5%(2025年5月) |
米国 | 約2.3%(2025年4月) |
カナダ | 約1.7%(2025年4月) |
英国 | 約3.5%(2025年4月) |
ドイツ | 約2.1%(2025年4月) |
イタリア | 約1.9%(2025年4月) |
G7平均 | 約2.4%(2025年5月時点) |
➡ 日本の3.5%は、G7平均(2.4%)と比べて高めの水準にあります。
📌 どう読み解くか?
- インフレ上昇局面に突入中
2020年代初頭のデフレから一転、現在は継続してインフレが進行しています。 - 世界と比較すると“やや高め”の上昇
日本はG7平均より高め。家計への圧迫は他国より深刻です。 - 構造的に国内ではさらに上昇圧力あり
食品・エネルギーが主要因で、物価上昇の根深さがうかがえます。
■ 僕の賃上げ率は5%。でも「実感」はない
ちなみに僕自身、2025年4月の賃上げ率は約5%でした。
「よし、物価3.5%に対して5%なら、1.5%の実質賃金アップじゃん!」
――と思いたいところですが、実際は手取りが大きく増えた感覚はありません。
なぜか?
それは、社会保険料や住民税など、その他のコストも上がっているからです。
いくら表面上の給料が上がっても、引かれる額が増えていれば、使えるお金が増えたようには感じられないのが現実なんですよね。
■ でも、インフレ自体は「悪」ではない
ここで一つ、勘違いしてほしくないことがあります。
それは、インフレ=悪ではないということ。
むしろ、日本はこの30年間ずっと「デフレ」と戦ってきました。
給料は増えない、物は売れない、企業の成長も鈍る――そんな低迷の時代が続いてきたんです。
だから政府も日銀も、ずっと「インフレを起こしたい」と願ってきたのです。
インフレが起きるということは、経済に熱が戻ってきている証拠。
そして、企業が利益を出して、それを社員に還元することで賃金も上がっていく。
この好循環、「プラスのスパイラル」に入ることが、今の日本にとっては必要なんです。
■ 物価が上がっても「もっと稼げばいい」
物価が上がることは避けられない。
でも、それよりも大事なことがあります。
それは、「もっと稼げる自分になること」。
自分のスキルを磨いて、価値を高めて、収入を増やす。
副業を始めて、収入源を分散させる。
投資を学んで、資産を育てる。
これらはすべて、物価上昇の影響を受けにくい自分をつくる行動です。
収入が増えれば、多少の物価上昇も怖くありません。
むしろ、インフレは資産を持っている人にとってはチャンスでもあります。
■ まとめ:未来を変えるのは「自分の行動」
物価が上がって大変だ…と嘆くのは簡単です。
でも、その中でも行動できる人が、次の時代の勝者になると僕は信じています。
・学んで、動く
・変化に柔軟に対応する
・稼げる力を身につける
僕自身もまだまだ勉強中の身ですが、一緒に前向きに乗り越えていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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