お金を貯めるって、どうやったらうまくいくのか?
その答えの一つが『バビロンの大富豪』という本に詰まっている。
この本は、世界で最も裕福な人々が住む古代都市バビロンを舞台に、お金の基本ルールを物語形式で教えてくれる。
お金の本の原点であり、シンプルでわかりやすい。
さらには大昔の書かれた本でありながらも、今でも通用する大事な教えが詰まっている一冊である。
🌱 お金を増やすための3つの大事なルール
【1. 収入の十分の一を貯金せよ】
- 収入の10%は必ず貯金せよ。
- たとえば、月に18万円稼いでいるなら、そのうち1.8万円は手をつけずに貯金。
- 少額でも積み重ねれば大きな金額になる。たとえば、計算しやすく毎月2万円を10年間貯め続けると仮定すれば、元本だけで240万円。もしこのお金を年5%で運用できれば、最終的には約330万円に増える。
【2. 貯めたお金を働かせよ】
- ただ貯めるだけではなく、投資でお金を増やす。
- 株式や債券、不動産など、長期的に成長が見込めるものに資金を回す。
- たとえば、インデックスファンドに毎月2万円積み立てると、20年後には約800万円以上になる可能性も。
【3.危険や天敵からお金を堅守せよ】
- 貯めたお金を無駄にしないように守ることも大事。
- 詐欺や無計画な買い物で資産を減らさない。
- 自分が理解できる投資先にお金を入れる。
- 友人に勧められた怪しい投資話に乗って、せっかく貯めたお金を失うリスクもある。
📚 バビロンの教えから得られること
- 金銭的な安心感:貯金や投資を続けることで、突然の出費や予期せぬトラブルにも対応できるようになる。
- 選択肢の広がり:経済的な余裕があれば、転職や起業、趣味への挑戦など、人生の選択肢が広がる。
- 自由な時間:資産が増えれば、働く時間を減らしたり、早期リタイアも視野に入れられる。
- 精神的な余裕:お金に対する不安が減ると、心の余裕も生まれ、日々の生活に満足感が増す。
- 家族の安心:将来に向けて蓄えがあれば、大切な家族を守ることができる。
🚀 実際にやってみるステップ
- 毎月の収入の10%を貯金する
- まずは給料日に自動的に貯金する設定をしておく。
- 収入が20万円なら、そのうち2万円を別の貯金口座や積立NISAに回す。
- できれば、手間がかからないように自動引き落としにしておくと続けやすい。
- その貯金を投資に回してお金に働いてもらう
- 生活防衛資金(最低でも月収の6ヶ月分)を貯めたら、残りは投資に。
- 例えば、インデックスファンドやETFに毎月1万円ずつ積み立てる。
- つみたてNISAや新NISAなど、税制優遇がある制度を活用する。
- 分散投資を心がけ、リスクを抑えつつ長期でコツコツ積み立てる。
- 無駄な出費を避けて、お金をしっかり守る
- 衝動買いや無計画な出費を減らす。
- 使わないサブスクや、見栄での浪費をカットする。
- 怪しい投資話には絶対に手を出さないようにする。
【まとめ】
『バビロンの大富豪』は、お金をどう貯め、どう増やし、どう守るかを教えてくれる名著だ。
コツコツと続けることで、誰でもお金持ちに近づくことができる。
今からでも遅くない、まずは一歩踏み出してみよう。
あわせて読みたい


20代から始める、資産形成の第一歩!証券口座の開設ガイド
資産形成を始める最初の一歩は、証券口座を開設することだ。 これは、株式や投資信託などを購入するための“入口”であり、将来の資産を築くための基本ステップになる。 ...
あわせて読みたい


会社員でもできる!“企業型DC”や持ち株会の上手な活用法
会社員として働きながらも、資産形成に役立つ方法がある。 それが、企業型確定拠出年金(企業型DC)や持ち株会を利用することだ。 これらをうまく活用すれば、給料だけ...
あわせて読みたい


手取り18万でも貯金できる!工場作業員が実践する“家計管理”の基本
家計管理は、収入と支出のバランスをコントロールする基本スキルだ。 特に手取り18万円前後の20代にとっては、ここでの工夫が未来の経済的な安定に直結する。 毎月の給...
コメント