インデックス投資の本質を一言で表すなら「Just Keep Buying」

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投資をしていると、「いつ買えばいいのか」「今は高すぎるのでは?」と、
どうしてもタイミングを気にしてしまいますよね。

でも、インデックス投資の本質を一言で表すなら――
それは 「Just Keep Buying(ただ買い続けよう)」 です。


目次

「Just Keep Buying」とは?

「Just Keep Buying(ジャスト・キープ・バイイング)」は、
直訳すると「ただ買い続けよう」という意味。

この言葉は、アメリカの投資家 ニック・マジューリ(Nick Maggiulli) が書いた
名著『Just Keep Buying』の中で紹介された考え方です。

彼が伝えたいメッセージはシンプルです。

「マーケットを予想するよりも、淡々と買い続ける人が最終的に勝つ。」

つまり、上がるか下がるかを気にするよりも、ルールを決めて継続することが大事だということです。


インデックス投資の本質は「継続」

インデックス投資とは、S&P500やオールカントリー(全世界株)など、
市場全体に広く分散投資をするスタイルです。

その最大のメリットは「長期的に右肩上がりの世界経済の成長に乗れること」。
ただし、この恩恵を受けるには**「長く続ける」ことが絶対条件**です。

市場が上がっても下がっても、
淡々と毎月積み立てる。
これが、最もシンプルで、最も難しい成功法則なのです。


「続ける人」が最終的に勝つ理由

投資の世界では、マーケットを完璧に予測することは不可能です。
一時的に暴落しても、歴史的には常に回復してきたのが株式市場の現実。

過去100年を見ても、
リーマンショック、コロナショック、ITバブル崩壊…
どんな不況も、長期ではすべて乗り越えています。

だからこそ、

「タイミングではなく、時間を味方につける」
という考え方が重要になります。


実践のポイント:Just Keep Buyingのルール

✅ 1. 毎月自動で積み立てる

つみたてNISAやSBI証券・楽天証券の自動積立設定を利用し、
自分で判断しなくても投資が継続できる仕組みを作りましょう。

✅ 2. 価格を気にしない

短期的な上下に一喜一憂するのではなく、
「どうせ20年後には上がっている」と信じて淡々と続ける。

✅ 3. 買えない時期を作らない

相場が下がった時ほど、実は「買い場」。
買わない=将来のリターンを逃すことになります。


投資を“継続できる人”が富を築く

インデックス投資は地味です。
派手な儲け話もないし、短期間で大金持ちにはなれません。

でも、続けた人だけが最終的に勝つ。
これが、インデックス投資が最強と言われる理由です。

投資の世界では、「才能」よりも「継続」がすべて。
だからこそ、“Just Keep Buying” なのです。


まとめ:一喜一憂せず、淡々と続けよう

  • インデックス投資の本質は「Just Keep Buying」
  • タイミングよりも“時間”が味方
  • 続けた人だけが資産を築ける
  • 相場が下がっても、止まらないことが大切

投資の最大の敵は「感情」です。
市場の波に振り回されず、ルールを決めて、ただ積み立てる。

「Just Keep Buying」――それが、シンプルで最強の投資法です。

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この記事を書いた人

20代でお金の知識ゼロからスタート。
40代に入りセミリタイヤ達成。
でもサラリーマン継続中。
普段は地方の工場で組立作業員として働きながら、FPとして日々活動しています。

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