会社員でもできる!“企業型DC”や持ち株会の上手な活用法

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会社員として働きながらも、資産形成に役立つ方法がある。

それが、企業型確定拠出年金(企業型DC)や持ち株会を利用することだ。

これらをうまく活用すれば、給料だけに頼らないお金の増やし方が実現できる。

ここでは、そのメリットや具体的な方法を詳しく解説する。


【1. 企業型確定拠出年金(企業型DC)の活用法】

企業型DCとは、企業が掛金を拠出し、社員自身が運用方法を選択する年金制度だ。

将来のために、自分で運用を考える必要があるが、税制面のメリットが大きい。

  • 節税効果が抜群:掛金が給与から控除されるため、所得税や住民税が軽減される。また、運用益も非課税で再投資されるため、長期的な資産形成に向いている。
  • 資産形成の第一歩:長期で運用すれば、退職金の一部として受け取る際に大きな差がつく。特に、福利厚生の一環として企業が掛金を負担する場合、自分の資産が増えるチャンスになる。
  • 運用商品の選択:インデックスファンド、債券ファンド、定期預金など、リスクやリターンに応じて幅広い商品から選ぶことができる。
  • 老後の安心:老後の資金を確保する手段としても有効で、将来の年金不安を軽減する。

【2. 持ち株会の活用法】

持ち株会とは、会社が従業員に自社株を購入させ、資産形成を支援する制度だ。

積立額を決めて給与天引きで購入でき、奨励金が付くケースもある。

  • 奨励金がプラスされる:会社が一定割合の奨励金を出すため、自分が拠出する以上に増える可能性がある。
  • 長期保有でリターンを狙う:業績が良ければ株価が上昇し、配当金も期待できる。長期的に持ち続けることで、株価の成長も期待できる。
  • リスク管理も忘れずに:自社株に偏りすぎないよう、他の資産とのバランスを意識することが大切。特に、会社の業績悪化に備えて、分散投資も考慮しよう。

【3. 賢く使いこなすポイント】

  • 掛金の設定を適切に:無理のない範囲で積立額を設定し、家計負担にならないようにする。
  • 長期運用を心がける:短期的な変動に惑わされず、将来を見据えてコツコツ積み立てる。特に、景気の変動に強いインデックスファンドのような低コスト商品を選ぶと良い。
  • 社内の情報を活用:福利厚生担当者や人事に相談し、最新情報やメリットを確認することが大切だ。会社独自の優遇制度がある場合は、積極的に活用しよう。
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【まとめ】

企業型DCや持ち株会は、会社員の強みを活かした資産形成の方法だ。

メリットをしっかり理解し、無理なく続けることで、将来の安心を手に入れよう。

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この記事を書いた人

元・無知な現場マン。

2023年9月、3級FP技能士合格。
2025年2月、3級簿記検定合格。

現在40代、妻と息子2人の4人家族で、工場勤務をしながら、日々人生をアップデート中。

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