普段から人を助けている人は、困ったときには自然とみんなから助けられる。
逆に普段から人を助けていない人は、いざとなったときに誰も助けてくれない。
普段は忘れがちだけど、これが紛れもない事実だと思う。
そんなシンプルな原理にふと気づかされた出来事だった。
急にかかってきたSOSの電話
仕事が終わって会社を出ようとしたとき、後輩から電話がかかってきた。
どうやらエンジンがかからないらしい。
車の様々な警告灯が点いていて、何が悪いのかさえも分からない。
後輩の車はハイブリッド車で、俺はハイブリッドに関しては全然詳しくない。
でもそれ以上に後輩は車には詳しくない。。。
改めてどんな警告灯が付いているか見てみる。
「ブレーキの警告」や「ABSの警告」、「エアバックの警告」に「エンジントラブルの警告」と様々な警告が出ている。
以前にも同じようなことがあったけど
後輩が言うには、以前にも同じようなことがあり一度ディーラーに点検してもらっているとのことだ。
しかし結果は異常無し。バッテリーも良好とのことで、問題は見つからなかった。
あらためて警告灯の表示状況を見ると、ディーラーが故障判断時に使用するメンテナンスモードにも似ている。
その場でネットで検索してみる。
だが、メンテナンスモードは通常メイン電源をOFFにすると解除になり、もう一度電源をONにすると通常モードに復帰する。
今回は電源のON,OFFを繰り返しても症状が改善されなかったから違う原因を探してみる。
❓ 原因はバッテリーなのか?
まずはメーター類の様子を見てみた。
計器類は光っているし、ライトも付いている。
だけど、メイン電源をONにしてもエンジンはかからない。
何度か押してみるうちに反応しなくなる。これは壊れた??
時間を置いてエンジンをかけようと試みるが、ディスプレイは光るがエンジンがかからない。
うーん、これはちょっと自分じゃあ手に負えない案件かなぁ。
ディーラーに修理に出すしかない??
結局、その場では原因を特定できず、「今日はもう遅いし、とりあえず送って帰るか」という話に。
明日ディーラーに連絡するようにアドバイスして、その日はひとまず解散した。
家に帰った後にネットで情報を調べてみる。
すると、同じ症状の人を発見した。
この症状が起こった原因は、なんと補機のバッテリー上り。
とくにハイブリッド車だと、補機バッテリーに負担がかかるようだ。
今回もこれが原因かも。試してみる価値はある。
🚗 次の日のサポート
翌朝、再び後輩を迎えに行き、一緒に会社へ向かう。
朝少し早く会社に到着し、家から持ってきたブースターケーブルで車同士繋いでエンジンをかけてみた。
すると、”ブルルルルン”、とエンジンがかかった。やっぱりバッテリーあがりが原因だ。
- 故障車(救済したい車)のバッテリーの「+」と救援車の12Vバッテリーの「+」とをつなぐ。
- 救援車の12Vバッテリーの「ー」を故障車のエンジンマウントなどの”アース”につなぐ。
- 順番は、「+」同士を接続してから、「ー」同士を接続すること。
- この状態で、先に救援車側のエンジンを始動する。
- 続けて、故障車のエンジンを始動する。
- バッテリーが補助されてエンジンがかかるようになる。
👦後輩について
後輩は普段から自分の仕事も手伝ってくれる頼れる存在。
だから、こういうときはお互い様。
助け合いの精神が職場の雰囲気を良くし、結果的に仕事がやりやすくなる。
それに、朝から人を助けるのは気持ちがいいものだ。
困っている仲間をサポートできたのは心地よい。
🤔 助け合いの重要性
後輩の立場から考えてみる。
もし困っているときに手を差し伸べてもらえるのは大きな安心感だろう。
普段から周りに対して積極的にサポートしているからこそ、困ったときに助けてもらえる関係が築ける。
これは仕事だけでなく、人生全般で言えることだと思う。
「困ったときはお互い様」
だが、そのためには普段からの行動が大切だ。
信頼関係を築くためには、日頃から他人に対して手を差し伸べることが大切だと改めて実感した。
✅ まとめ
この一件で感じたのは、助け合いの精神がチームを強くし、結果的に自分の居心地も良くするということ。
職場や人間関係でも、信頼は一朝一夕では築けない。
だからこそ、普段から他人をサポートする姿勢を大切にしたい。



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