社会保険って、一見するとややこしそうだけど、実はめちゃくちゃ大事な仕組みだ。
特に20代で手取り月18万円の独身なら、これを知っているかどうかで、無駄なお金を払わずに済むこともある。
今回は、そんな社会保険の基本を5つ紹介する。
🚑 1. 健康保険
- 医療費が3割負担
- 風邪で病院に行ったり、ケガで治療が必要なとき、かかった医療費の3割だけを支払えばOK。
- 例えば、5000円の診察代でも1500円で済む。
- 高額療養費制度
- 入院や手術などで医療費が高額になったときも、この制度で自己負担額が大幅に軽減される。
- 例えば、総額50万円の手術でも実際の負担額は10万円もかからない。⇒加入の健康保険組合によっては、「付加給付」制度あり。補助金を出してくれ実質負担額は2~3万円で済むこともある。
💰 2. 厚生年金保険
- 定年後の年金
- 65歳以降に毎月年金がもらえる。現役時代にどれだけ払ったかで支給額が決まる。
- 例えば、30年間しっかり支払うと、毎月10万円程度の年金がもらえるイメージ。
- 障害年金や遺族年金
- 障害を負ったときや、家族が亡くなったときも支給される場合がある。
👷♂️ 3. 雇用保険
- 失業時のサポート
- 仕事を辞めたときや解雇されたとき、新しい仕事が見つかるまでの生活を支える制度。
- 例えば、退職後に数ヶ月間、給与の一部が支給される。
- 教育訓練給付金
- スキルアップや資格取得のための費用を一部補助してくれる制度もあり。
🛠️ 4. 労災保険
- 仕事中のケガや病気
- 工場や現場での事故、通勤中のケガも補償対象になる。
- 例えば、作業中に指をケガした場合の治療費や、その間の給料の一部もカバーされる。
👵 5. 介護保険
- 40歳からの保険
- 40歳以上の人が対象で、将来的に介護が必要になったときの費用をサポート。
- 例えば、親や祖父母がデイサービスに通うときの費用負担を軽減。
💡 生命保険はいらない?
- 独身なら基本的に不要
- 扶養家族がいなければ、万が一のときの保険金の必要性は低い。
- その分、貯金や投資に回した方が効率的。
【まとめ】
社会保険は、病気やケガ、失業といった不測の事態に備える大切な仕組みだ。
特に20代のうちは、無駄な支出を減らして将来に備えることが重要。
まずは、今回紹介した5つの基本をしっかり押さえておこう。
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