忙しい現場作業員でも無理なく資産を増やせる方法、それが“インデックス投資”だ。毎日忙しく働く中で、いかに手間なくお金を増やせるかがポイント。今回は、手取り18万でも実践できるシンプルな資産形成術を紹介する。
【1. なぜインデックス投資が向いているのか】
インデックス投資は、“ほったらかしでOK”なのが最大の魅力だ。長期的に見れば、市場全体は右肩上がりで成長する傾向があり、それに合わせて資産も増えていく。
- 時間の味方:20代から始めれば、時間を最大限に活かせる
- 手間がかからない:頻繁な売買や市場分析は不要
- リスクが分散される:個別株よりもリスクが低い
特に仕事が忙しい現場作業員には、シンプルで放置できるこの投資方法がぴったりだ。
【2. 積立投資でコツコツ増やす】
資産形成の基本はコツコツと積み立てること。毎月少額でも続けることで、大きなリターンが期待できる。
- 積立額の目安:給料の5%からスタートでOK(およそ1万円程度)
- 長期的な視点:短期の上下に惑わされず、10年以上のスパンで考える(過去のデータでは、15年以上続ければマイナスにならなかった。⇒ただ未来を保証するものではないことに注意)
- ドルコスト平均法:価格が高い時も安い時も一定額で買い続けることで、平均購入価格を下げる
例えば、毎月1万円を積立てていき、年利7%で増えていったとするなら、20年後には”520万円”になる可能性がある。
もし、いろいろなシミュレーションがしたいなら、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」やアセットマネジメントOneの「資産運用かんたんシミュレーション」などで計算してみるといい。
資産運用かんたんシミュレーション|資産形成について|アセットマネジメントOne
【3. 具体的な始め方】
インデックス投資は意外と簡単に始められる。
- 証券口座を開設する:楽天証券やSBI証券などがおすすめ
- 新NISAやiDeCoを活用:税制優遇がある制度を使うとさらに効果的
- 代表的なインデックスファンド:
- S&P500(米国株全体): VOO、楽天VTIなど
- 全世界株式 :VT、eMAXIS Slim 全世界株式
実際に買うファンドを選ぶ際は、手数料や信託報酬の安さが重要なポイントだ。
新NISAの制度などを活用して、手数料なし、信託報酬0.2%以下の投資信託を選びたい。
【4. 注意点と心構え】
インデックス投資は放置でOKとはいえ、いくつかの注意点もある。
- 短期の損益に一喜一憂しない
- 定期的な積立を続けることが重要
- リスクを理解しておく:市場全体が下落するリスクは常にある(短期で見たら、マイナス50%になる瞬間もある)
- 生活防衛資金を確保してから:万が一の出費に備える余裕を必ず持ってからはじめる
最初は不安かもしれないが、続けていれば必ずその効果が実感できる。
【まとめ】
インデックス投資は、現場作業員のように時間に追われる人でも取り組みやすい方法だ。最初は少額からでOK。未来の自分に“お金を働かせる”準備を今から始めよう。



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