給料の一部を“未来の自分”に投資するメリットと方法

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手取り18万円の現場作業員でも、未来の自分に向けて資産を作ることは可能だ。

そのカギは、毎月の給料の一部をコツコツと積み立てていくこと。

これが、未来の自分に投資するという考え方だ。


【1. なぜ“未来の自分”に投資するべきなのか】

投資はリスクが怖いと思うかもしれない。

だが、投資こそ未来の自分のために資産を育てていく最も効率的な方法だ。

以下のようなメリットがある。

  • 複利の力:お金がお金を生む仕組みで、時間が経つほど大きな利益が期待できる。たとえば、年利5%で20年投資を続ければ、元本の約2.65倍に増える可能性がある。
  • インフレ対策:物価が上がっても資産の価値を保てる。インフレに対して現金だけでは価値が目減りするが、投資なら成長する企業や経済の恩恵を受けられる。
  • 老後の安心:定年後の生活を支える大きな力になる。老後の年金だけでは足りない時代だからこそ、早いうちから備えることが大切だ。
  • 経済的な自由:不測の事態にも備えやすくなる。急な病気や転職などのライフイベントにも柔軟に対応できる。

【2. 給料の一部を投資に回す方法】

給料が18万円でも投資は可能だ。

大切なのは、“無理なく続けられる範囲で”投資を始めること。

  • 投資額の目安:給料の5〜10%からスタート(例:18万円の10%なら1.8万円)
  • 自動積立を活用:毎月自動で引き落とす仕組みを作れば、忘れずに続けられる。
  • 積立投資信託:新NISAやiDeCoなど税制優遇がある制度をうまく使う。
  • リスク分散:インデックスファンドで幅広い市場に投資する。株式だけでなく、REIT(不動産投資信託)も選択肢に。
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【3. 具体的な投資方法】

  • 証券口座を開設する:楽天証券やSBI証券などのネット証券がおすすめ。これらの証券会社は手数料が安く、投資初心者にも優しい。
  • 積立設定:給与口座から自動引き落とし設定で確実に積み立て。月に一度の設定で無理なく続けられる。
  • ファンドの選び方:手数料が安く、長期的な成長が見込めるインデックスファンドを選ぶ。例えば、S&P500(米国株)、全世界株式(VT)など。
  • 税制優遇の活用:新NISAや企業型確定拠出年金(401k)も考慮。これらは非課税枠があるため、長期で見ると大きな節税効果がある。
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【4. 投資を続けるための心構え】

  • 長期目線で:短期の上下に一喜一憂しない。
  • コツコツ積み立て:途中でやめずに続ける。
  • 生活防衛資金を確保:万が一の出費に備えた現金も用意。最低でも生活費の6ヶ月分を確保。
  • 市場の波に慣れる:市場が下がると不安になるが、それも成長の過程と考える。
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【まとめ】

給料が少なくても、未来の自分に投資することは可能だ。

少額からでも始めることで、10年後、20年後に大きな違いが生まれる。

今から少しずつ積み立てて、未来の自分に“お金の安心”をプレゼントしよう。

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この記事を書いた人

元・無知な現場マン。

2023年9月、3級FP技能士合格。
2025年2月、3級簿記検定合格。

現在40代、妻と息子2人の4人家族で、工場勤務をしながら、日々人生をアップデート中。

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