【最初に伝えたいこと】
ボーナスはもともと利益が上がったときにもらえる、「おまけ」みたいなもの。
このボーナスを当てにして痛い目に何度かあっている。
だから基本ボーナスは収入の計算には入れない方がいい。
特に自分みたいな製造業の、景気の浮き沈みが大きい業種ではより気を付けた方がいい。
でも景気が良い年は、ボーナスは思いがけず、まとまった額が一気に手に入る貴重なチャンス。
気が緩んで浪費に使ってしまうと、後で後悔することになる。
20代の頃は、「何かに使わなきゃ損」みたいな気分で、ボーナスをすぐに使い切っていた。
でも今振り返ると、それは大きなミスだった。
ここでは、20代のオレに伝えたい“絶対にムダにするな”ボーナスの使い道 3選として紹介する。
【1. 貯金(未来の安心を買う)】
まず最初にやっておくべきは、「貯金」。
「貯金なんて面白くない」「今使いたい」と思うかもしれない。
でも、ボーナスを貯めておくことで、急な出費や転職を考えたときに大きな安心感になる。
特に、生活防衛資金として、月収の6か月分を目標に貯めておくと安心。
たとえば、手取り18万円なら、最低でも100万円ほど。
これがあるだけで、急なトラブルや転職時のリスクに対応できる。
貯金があると、「辞めたくなったときに辞められる自由」が手に入る。 これって実は、かなり大事なこと。

【2. 自己投資(自分を強くする)】
次におすすめなのが、「自己投資」。
資格取得、スキルアップ、読書、健康維持のための運動、そしてお金の勉強。
どれも、今後の収入や生活の質に大きな影響を与える。
特に工場勤務だと、資格や技術があるだけで昇給や転職の選択肢が広がることが多い。
また、お金の勉強は、ただ稼ぐだけでなく、「どう守るか」や「どう増やすか」を学ぶ大事なステップ。
オレももっと早く勉強して、お金の仕組みを理解していれば無駄な浪費も避けられたはずだ。

【3. 資産運用(お金に働かせる)】
最後に、「資産運用」。
貯金と違ってリスクもあるけど、早く始めるほど大きなリターンが期待できる。
例えば、「NISA(少額投資非課税制度)」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」など、税制優遇がある制度を優先して活用していきたい。
- NISA → 少額からの積み立てで長期的な資産形成が可能
- iDeCo → 老後資金を自分で積み立てることで節税効果も期待できる
- 企業型確定拠出年金(企業型DC) → 会社が積み立ててくれる場合があり、運用次第で将来の年金が増える仕組み。基本的に転職先にも持ち運び可能。
さらに、持ち株会もチェックしておきたいポイント。
- 持ち株会 → 会社が奨励金を上乗せしてくれる場合があり、効率的な資産形成が可能。持ち株制度がある会社に勤めている場合は、少額での検討の余地あり。
これらは、少額からでもコツコツ積み立てることで、数年後に大きな成果を得られる。
20代のうちに始めていけば、よりよい生活ができるはずだ。

【まとめ】
ボーナスは一時的な大金だけど、それをどう使うかで「未来の安定」が大きく変わる。
- 貯金 → 不安から解放される
- 自己投資 → 将来の選択肢が広がる
- 資産運用 → お金がお金を生む仕組みを作る
20代のオレへ。ボーナスは“ムダにするな”。 今はピンとこなくても、未来の自分は絶対に感謝するぞ。



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