結婚前に知っておきたい「お金の現実」

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目次

はじめに

結婚は人生の大きなターニングポイント。
幸せな生活を思い描く一方で、現実的に避けて通れないのが「お金の問題」です。

結婚後に「こんなにお金がかかるなんて…」と気づいて慌てないためにも、結婚前にお金のリアルを知っておくことが大切です。


① 結婚式・新婚生活にかかる初期費用

結婚を決めてから最初に直面するのがお金の出費です。

  • 結婚式・披露宴:平均約300万円
  • 新婚旅行:約50〜100万円
  • 新生活の準備(家具・家電など):約50〜100万円

👉 合計すると 400〜500万円 が必要になるケースも少なくありません。
「ご祝儀で回収できる」とは言いますが、回収できても半額位と想定して準備したほうがいいです。


② 住居費という固定費

結婚すると「どこに住むか」も重要なポイントになります。

  • 賃貸:毎月の家賃+初期費用
  • マイホーム購入:住宅ローン+頭金
  • 実家暮らし:節約できるが独立性に欠ける場合も

👉 特に家賃や住宅ローンは家計に大きなインパクトを与えるので、無理のない範囲で決めることが大切です。


③ 子どもにかかる教育費

結婚=将来的に子どもを持つことを考える人も多いでしょう。
でも教育費は想像以上に大きな負担になります。

  • 公立小中高+大学(国立):約1,000万円
  • 私立コース+私立大学:2,000〜3,000万円以上

👉 子ども1人あたり「1,000万〜2,000万円」が目安。
複数人なら当然その倍が必要です。


④ 夫婦でのお金の価値観の違い

結婚生活で最も大事なのは、実は「夫婦のお金の価値観」。

  • 貯金重視か?経験重視か?
  • 車や家を持ちたいか?持たなくてもいいか?
  • 将来の目標に向けてどうお金を使うか?

👉 価値観がズレると、喧嘩やストレスの原因になります。
結婚前に必ず「お金の話」をしておくことが大切です。


⑤ 老後資金の準備もスタート

結婚後は「今の生活」だけでなく「老後資金」も意識する必要があります。

  • 老後に必要とされる資金:夫婦で約2,000万円〜3,000万円
  • 年金だけでは足りない可能性が高い
  • 20代からNISA・iDeCoを活用して準備していくのが理想

👉 結婚をきっかけに「将来のお金の設計」を夫婦で話し合いましょう。


まとめ

結婚前に知っておきたいお金の現実は以下の通りです。

  1. 結婚式・新生活には数百万円かかる
  2. 住居費は家計の大きな固定費になる
  3. 子ども1人あたり教育費は1,000万〜2,000万円
  4. 夫婦の価値観の違いが大きなリスクになる
  5. 老後資金は早めの準備が大切

👉 結婚は幸せなスタートですが、「お金の現実」を知って準備することが、夫婦円満への第一歩です。

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この記事を書いた人

20代でお金の知識ゼロからスタート。
40代に入りセミリタイヤ達成。
でもサラリーマン継続中。
普段は地方の工場で組立作業員として働きながら、FPとして日々活動しています。

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