はじめに
最近ニュースなどで「住宅ローン金利が上昇している」と耳にすることが増えました。
「これから家を買う人や、ローンを組んでいる人は大丈夫なの?」と心配する声もあります。
しかし、僕自身はまったく心配していません。
その理由を、資産形成や投資の観点から整理してお伝えします。
※ただし住宅の購入は、正直言って上級レベルの力が必要だと思っています。
初心者の方は、賃貸の方が柔軟にライフスタイルを変えれるので無難です。
理由① インデックス投資のリターンが金利上昇を上回る
たとえば住宅ローンの金利が
- 1%
- 2%
- 3%
と上がっていったとしても、僕らが並行して行っているインデックス投資のリターンは 年5%〜7% 程度が期待できます。
つまり、ローンの負担が増えたとしても、投資の利益の方が上回っていれば差額分はプラス。
実際、僕の場合は運用額が住宅ローンの残高以上にあり、投資益が十分にローン金利をカバーしているので、金利上昇はそこまで怖くありません。
👉 ただし、投資額がまだ少ない人は、ローン金利の動向に注意を払う必要があります。
理由② インフレと住宅価格の関係
金利が上がる背景には、多くの場合 インフレ(物価上昇)があります。
インフレが起きると、住宅価格も上がる傾向にあります。
つまり「家を持っている人」にとっては、住宅そのものの価値が上がるというプラスの効果があるのです。
理由③ 借金はインフレに強い
もうひとつ大事な視点があります。
インフレ時には「借金している人の方が有利」になることです。
たとえば、
- 物価が2倍
- 給料も2倍
となったとき、借りている住宅ローンの金額は変わりません。
つまり、相対的に「借金の価値」は目減りするので、結果的に返済しやすくなるのです。
これはインフレ下での借金のメリットとも言えます。
まとめ
住宅ローン金利が上昇しても、僕が全然心配していない理由は3つです。
- インデックス投資のリターンがローン金利を上回る
- インフレが起きれば住宅価格が上がり、家の価値が高まる
- インフレ時には借金の実質負担が軽くなる
もちろん、投資額が少ない人や、ローン返済に余裕がない人は注意が必要です。
しかし、資産形成をしっかり進めていけば、金利上昇はそこまで恐れるものではありません。
👉 大事なのは、「住宅ローンだけ」ではなく「投資・資産形成」とセットで考えること。
お金を守りながら増やす視点を持つことで、不安はチャンスに変わります。


コメント