インデックス投資は退屈が最強|長期で勝つ人の共通点

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はじめに:投資に「刺激」を求めていませんか?

多くの人が投資を始めるとき、
「どの銘柄を買えば儲かるかな?」
「今は売り時?買い時?」
とつい**“動き”に注目**してしまいます。

でも、実は投資で成功している人ほど、やっていることは地味で退屈なんです。

インデックス投資はまさにその代表。
「毎月同じ金額を、同じ投資信託に淡々と積み立てる」だけ。
派手さはありませんが、長期的に見れば最も堅実で強い戦略です。


1. インデックス投資とは?市場全体の成長に乗る投資

インデックス投資とは、「日経平均」や「S&P500」など、
株式市場全体の平均値(=指数)に連動する投資信託のことです。

例えば「S&P500」に連動する投信を買えば、
アメリカを代表する500社の成長にまるごと乗れるという仕組みです。

つまり、個別株のように企業を選ぶ必要がなく、
“世界経済そのもの”に投資しているのと同じ。
これが「合理的な投資」と言われる理由です。


2. なぜ“退屈”な投資が最強なのか?

🔹 理由①:感情に振り回されない

投資で一番やっかいなのは「人間の感情」。
値動きが激しいと、どうしても
「今売らないと損するかも…」と焦ってしまいます。

インデックス投資は、毎月淡々と積み立てるだけなので、
相場の上げ下げに一喜一憂する必要がありません。
これが“退屈=強い”最大の理由です。


🔹 理由②:複利の力が最大化される

「退屈に続ける」ことで、複利の魔法が効いてきます。

例えば、毎月3万円を年5%で20年間運用すると、
👉 元本720万円 → 約1,230万円に!

時間を味方につけるほど、増え方が加速します。
途中でやめたり売ったりすると、この力を自分で断ち切ることになります。


🔹 理由③:市場平均は、ほとんどの人より強い

投資の世界では「プロの8割は市場平均に勝てない」と言われています。
つまり、インデックス投資をしているだけで、
大多数の投資家よりも良い成績を出せる可能性が高いのです。

退屈に見えて、実は一番効率的で合理的な投資法なんですね。


3. 長期で勝つ人の共通点は「何もしない力」

投資で成功している人の共通点は、意外にも「何もしないこと」。

  • 相場が下がっても、積立をやめない
  • ニュースに一喜一憂しない
  • 利益が出ても、焦って売らない

一見「無関心」に見えますが、
それが**“続ける力”=勝つ力**につながっています。


4. 実際にやることはこれだけ(超シンプル)

✅ ステップ①:証券口座を開く

→ 楽天証券・SBI証券・マネックス証券のいずれかでOK。

✅ ステップ②:投資信託を選ぶ

→ 「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」や「S&P500」が王道。

✅ ステップ③:毎月自動積立を設定

→ できれば「つみたてNISA枠」を活用。

✅ ステップ④:あとは放置する

→ チャートを見ない、ニュースを見すぎない、淡々と続ける。

これが、退屈だけど最強の投資法です。


5. “退屈”を続けるためのコツ

  • 📆 積立設定を「自動化」する(人の意思を介さない)
  • 📈 年1回だけ振り返る(増え方を確認)
  • 🧘‍♂️ 「下がった=安く買える」と思考を変える

投資を“趣味”にしないことがコツです。
退屈に淡々と続ける人が、最終的に勝ちます。


まとめ:退屈こそが最強の戦略

  • 投資で大切なのは「動かないこと」
  • 感情に振り回されず、複利の力を味方にする
  • 市場平均に乗り続けるだけで、多くの投資家を超えられる

👉 インデックス投資は派手さこそないけれど、
長期的には最も確実に資産を増やす方法です。

“退屈に続ける”ことが、実は一番かっこいい投資法。
あなたも今日から、「何もしない勇気」を持ってみませんか?

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この記事を書いた人

20代でお金の知識ゼロからスタート。
40代に入りセミリタイヤ達成。
でもサラリーマン継続中。
普段は地方の工場で組立作業員として働きながら、FPとして日々活動しています。

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