結論:現金だけではインフレに負ける。資産を“増やす力”を持とう。
① インフレとは何か? ― お金の価値が下がる現象
まず「インフレ」とは、物の値段(物価)が上がることです。
例えば、去年まで100円で買えたパンが、今年は120円になっている。
これがインフレです。
一見すると「少しの値上げ」に思えますが、実はお金の価値が下がっているということ。
100円の価値が、パン1個分 → 0.8個分になってしまった、というイメージです。
② なぜ現金貯金が危険なのか?
日本は長くデフレ(物価が上がらない時代)が続いてきたため、
「お金は貯金しておけば安心」という考え方が根強くあります。
しかし、インフレ時代には逆効果。
現金は増えないどころか、価値が目減りしていく資産になります。
例:インフレ率2%が10年続くと…
1,000,000円(100万円)の価値は
→ 約820,000円分の購買力にまで下がります。
つまり、何もしていなくてもお金が20%“減る”のと同じことです。
これが「インフレ負け」です。
③ インフレに強い資産とは?
では、インフレに強い資産とは何でしょうか?
ポイントは「物価が上がると一緒に価値が上がる」ものを持つことです。
以下の3つが代表的です。
① 株式(企業の成長とともに価値が上がる)
企業は、物価が上がれば商品やサービスの価格を引き上げます。
その結果、売上や利益も上がりやすくなり、株価も上昇しやすい傾向にあります。
特に、インデックス投資(S&P500やオールカントリーなど)は、
世界全体の成長に分散投資できるため、初心者にもおすすめです。
② 不動産(物価上昇に連動しやすい資産)
土地や建物は、現物資産であり、インフレに強い代表格です。
物価が上がれば不動産価格や家賃も上がりやすく、
「持っているだけで価値が上がる」可能性があります。
ただし、流動性が低く、維持コスト(固定資産税・修繕費)もあるため、
投資信託型の不動産(REIT)などから始めるのが現実的です。
③ ゴールド(金)
金は「価値の保存手段」として、
世界的にインフレヘッジ(保険)として機能します。
紙幣の価値が下がるほど、相対的に金の価値が上がる傾向があります。
ただし、金そのものは利息を生まないので、
ポートフォリオの5〜10%程度を目安に持つのがおすすめです。
④ 貯金の一部を「資産に働かせる」
「インフレに強い資産を持つ」と聞くと、
「投資は怖い」「損しそう」と感じる人も多いと思います。
ですが、ここでのポイントは“貯金を全て投資に回す”ことではないということ。
例えば、
- 生活費6ヶ月分 → 銀行預金で確保(安全資金)
- それ以外 → 株式・投資信託・ゴールドなどに分散
こうすれば、暴落があっても生活に支障は出ません。
お金を「守りながら増やす」ことができるのです。
⑤ インフレ時代の3つの行動指針
| 行動 | 内容 |
|---|---|
| ① 「現金だけ貯める」から卒業 | 銀行預金だけではお金の価値が減る |
| ② 「分散投資」を意識 | 株・不動産・金など複数の資産を持つ |
| ③ 「長期目線」で運用 | 一喜一憂せず、時間を味方にする |
🧭 まとめ:お金の価値を守る力をつけよう
- 現金のままではインフレで価値が目減りする
- 株式・不動産・ゴールドなど「価値が上がる資産」を持とう
- 短期で増やすのではなく、長期で「守りながら増やす」
- 自分の資産を“お金にも働かせる”意識を持とう
どん☆インフレ時代を生き抜くコツは、
「貯める」だけでなく「育てる」力を持つこと。













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