結論:高配当株=“安全”ではない。メリットは大きいが、リスクも理解して運用することが重要。
① なぜ高配当株は人気なのか?
高配当株とは、保有するだけで定期的に配当金がもらえる株のこと。
投資初心者に人気の理由は主に3つ👇
✔ 1. 毎年お金がもらえる“安定感”
配当金という“目に見えるリターン”は精神的な安心感が大きい。
✔ 2. 株価が下がっても配当でカバーできる
株価が横ばいでも配当金で利回りが得られる。
✔ 3. 老後の不労所得として魅力
「配当金だけで生活する」という夢を持つ人が多いのも特徴。
しかし、ここで重要なのが…
② 高配当株 =「安全」ではない理由
高配当株は“安定してそうに見えるだけ”で、
実際にはいくつものリスクを抱えています。
③ 高配当株のリスクを徹底解説
❌ 1. 配当が“減る・ゼロになる”リスク
企業は利益が出て初めて配当が出せます。
つまり、利益が落ちれば配当は簡単にカットされます。
減配・無配の例は過去に多数。
高配当だと思って買ったのに、翌年から配当ゼロなんてことも。
❌ 2. 高配当=優良企業ではない
配当利回りが高い理由は2つ。
✔ 配当が高い
✔ 株価が下がって利回り“だけ”高く見えている
後者の場合、
実態は経営悪化で株価が大きく下がっているだけ
というパターンが多い。
高配当株は、「なぜ利回りが高いのか?」の理由を必ず確認すべき。
❌ 3. 株価は長期的に成長しにくい
高配当株は成熟企業が多いため、
利益を再投資して成長を目指すというスタイルではありません。
そのため、
株価の値上がり(キャピタルゲイン)は期待しにくい。
配当はもらえるけど、株価がジリジリ下がって
トータルリターンは低い…ということも普通に起きます。
❌ 4. 税金で思ったより手取りが少ない
配当には20.315%の税金がかかります。
配当利回り4%でも
手取りは約3.2%しかありません。
値上がり益もほとんど期待できない場合、
意外とお得ではないことも。
❌ 5. 分散しないと大きな損失につながる
単一企業の高配当株ばかりを買うと、
その企業の業績悪化時に大ダメージ。
高配当株ほど「分散」が重要。
④ 高配当株はどんな人に向いている?
高配当株はリスクがある一方で、
ちゃんと理解して使えば強力な投資手法にもなります。
向いているのはこんな人👇
✔ 毎年の配当を楽しみにできる人
✔ 株価の値動きに一喜一憂しない人
✔ 安定した成熟企業に投資したい人
✔ 長期でじっくり育てるタイプ
逆に向かないのは👇
✖ すぐ結果を求める人
✖ 値上がりを狙いたい人
✖ 配当が減ると不安で売ってしまう人
⑤ 高配当株投資を安全に行う3つのポイント
✔ 1. 「配当が続く企業」かをチェック
ポイントは以下👇
- 営業利益が安定しているか
- 配当性向が高すぎないか
- 借金(有利子負債)が少ないか
- 過去の配当実績
特に重要なのが配当性向。
これが80~100%だと減配リスクが高い。
✔ 2. セクター分散を意識する
「金融」「通信」「インフラ」「エネルギー」など
複数のカテゴリーに分散することで、リスクは大幅に減ります。
日本株なら👇
- KDDI(通信)
- 三菱UFJ(銀行)
- ENEOS(エネルギー)
- 日本たばこ(生活必需品)
こんな感じでバランスよく。
✔ 3. 高配当ETFという選択肢
初心者は個別株より
ETFの方が分散が効いて安全です。
代表例👇
- HDV
- VYM
- SPYD
⑥ まとめ:高配当株は“安全ではない”。でも、戦略としてはアリ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 〇 高配当株は魅力的 | 定期的な配当は精神的安定を生む |
| ✖ でも安全ではない | 減配・株価下落・成長鈍化のリスクあり |
| 〇 正しく運用すれば強力 | 分散・財務健全性・ETF活用がカギ |
「配当をもらい続けられる企業」に投資することが大事。
そのためには、
株価に惑わされず、企業の中身を見ることが欠かせません。



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