「貯金なんてムリ」──それが俺の口ぐせだった
20代の頃、俺の手取りは18万ちょっと。
家賃やスマホ代、通勤のガソリン代に消えて、気づけばいつも残高はギリギリ。
「貯金できるのって、給料が高い人だけでしょ」
そう思い込んでた。
でも、実は“お金がない”んじゃなく、“お金を管理してなかった”だけだった。
きっかけは、ある先輩の一言だった
職場の先輩がぽろっと言った。
「俺、給料入ったら最初に1万円、貯金用口座に移してるよ」
……最初に!?
俺は逆だった。
余ったら入れようって思ってて、余ったことなんて一度もなかった。
その言葉がずっと頭に残って、次の月、思い切ってやってみた。
俺が最初にやったこと=“先取り”という小さな習慣
やったことはたったひとつ。
給料が入ったその日に、5,000円を別口座に移すだけ。
金額はムリのない範囲にした。
貯金アプリとか使わず、ただ同じ銀行で別の口座をもう1つ作り毎月自動振替設定をするだけ。
この時、手数料が無料な銀行で行おう!
決して手数料のかかる銀行では行ってはいけない。
このちょっとした手数料を見逃せば、一事が万事となる。
お金を貯めることは難しくなるだろう。
さらに自分に言い聞かせた。
「これは使っちゃダメな金」だって。
やってみたら意外と簡単だった。
だって、口座残高を確認した段階で5,000円引かれているから、今月はこの給料なんだって思っただけだったから。
次の月には不思議と、貯めていることを忘れていた。
1年後、ふと通帳を見て気が付いた
いつも空っぽだった貯金用口座に、60,000円が残っていた。
小さい金額かもしれない。
でも俺にとっては、“俺でもできた”っていう自信の証拠だった。
それが嬉しくて、次は10,000円に増やしてみた。
最終的には、3万円を先取りできるようになった。
「できない」の正体は、“習慣がない”だけだった
今、あの頃の自分に伝えたい。
「貯金できないんじゃなくて、やり方を知らなかっただけだぞ」
「完璧じゃなくていい。まずは、小さく始めろ」
あなたにおすすめしたい“最初の一歩”
- 金額は少なくていい(3,000円でもOK)
- 給料日に自動振替設定で自動化がオススメ
- 「これは使わない」と決める気持ちが大事
大事なのは、“余ったら”じゃなく“最初に”という順番を変えること。
最後に
「お金が貯まらない」って思ってるあの頃の俺へ。
まずは“金額”じゃなく、“順番”を変えてみよう。
その小さな一歩が、未来を変える。


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