こんにちは、工場作業員FPのどん☆です。
今日は「残価設定型ローンの闇」についてお話します。
このローン、結論から言うと 絶対に組んではいけません。
そもそもローンは組むべきではない
まず大前提として、僕はローンには基本反対の立場です。
例外的に許容できるのは、住宅ローンと奨学金ローンくらい。
これ以外は、できる限りローンを組まずに生活するべきです。
残価設定型ローンとは?
たとえば700万円の車を5年ローンで購入しようとすると、
単純計算で月12万円以上の返済が必要になります。
月収20万円の人がこの返済をこなすのは現実的ではありませんよね。
でも、ここで登場するのが「残価設定型ローン」。
このローンでは、
「5年後にこの車を500万円で買い取ります」
という“約束”のもと、差額の200万円分だけを分割で支払うという形にできます。
これにより、月3.5万円程度の返済で済むように見えるのです。
「月3.5万で700万円の車に乗れるなんてお得!」
そう思った方、要注意です。
騙されないで!これが残価設定ローンの落とし穴
以下のポイントが、残価設定型ローンの危険な点です。
① 買取価格は“理想状態”が前提
「5年後に500万円で買い取ります」と言われても、
それは走行距離・車体の傷・内装の状態などが
メーカーの定めた条件をクリアしている場合のみ。
少しでも傷を付けたり、走行距離が超えていたりすると、
追加請求が発生します。
しかも修理は指定ディーラーでしかできず、割高な料金設定です。
② 金利は700万円にかかっている
これが最も見落とされやすいポイント。
月々の返済は「200万円分(700−500)」に見えても、
金利は700万円全体に対してかかっています。
つまり、利息ばかりが膨らみ、
元本の返済がなかなか進まない構造になっています。
これはまさに“負の複利”状態。
③ 借金をさせるために作られた仕組み
残価設定型ローンは、低所得者でも車を買わせるための仕組みです。
「月々安いですよ」と言って安心させ、
最終的に高額な負担を背負わせるのがこのローンの本質です。
誰でも簡単に車が買えるように見せかけて、
借金地獄に引き込む構造なんです。
なぜこんな仕組みが存在するのか?
それは、「お金がない人にお金を使わせたい人たち」がこの世にはたくさんいるからです。
僕たちが知らないうちに借金を背負わされ、
搾取されていく仕組みが巧妙に仕掛けられています。
借金に苦しまない人生を選ぼう
残価設定型ローンは“お得”に見えるだけ。
中身をしっかり見れば、デメリットだらけの危険なローンです。
「欲しい車があるから」「月々の負担が少ないから」
という理由だけで契約してしまうのは本当に危険。
どうか、借金に縛られない人生を歩んでください。
少しでもこの記事があなたの力になれたら嬉しいです。
まとめ
✅ 残価設定型ローンは金利・条件に要注意
✅ 買い取り条件は厳しく、想定より高くつく可能性あり
✅ 金利はローン全額にかかるため負担が大きい
✅ 借金をさせるための仕組みに騙されないこと
お金の勉強、これからも一緒に頑張っていきましょう!
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\ あなたの未来は、今日の選択から変わる! /
by 工場作業員FP どん☆
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