1. 導入
「新NISAって誰が使っているの?」「自分にも関係あるのかな?」そんな問いを抱える方も多いはず。
この記事では、最新の口座開設数や年代別の投資金額、利用のきっかけを掘り下げ、「あなたはどの層に近いのか?」を可視化します。
2. 口座開設数・年代別の実態
- 2024年3月末時点で約2,323万口座開設、新NISA開始後3か月で約200万口座増加
- 年代別では、20代:257万口座、30代:407万口座、40代:448万口座と、30〜40代が中心層 。
3. 投資された金額の年代差
新NISA開始後3か月間の投資額は▼
- 20代:3573億円
- 30代:9892億円
- 40代:1兆2352億円
40代までが大きなウェイトを占めており、仕事の安定・収入向上と共に投資意欲も高まる世代と読み取れます。
4. 認知度と利用意向の現状
- 認知度は高く、新NISAをすでに利用している or 今後利用したい人を合わせると全体の3割以上
- 認知度は高い(91%)ものの、「内容を把握していない」層も約3割 にのぼる
5. 利用きっかけと行動パターン
- 新NISA利用のきっかけは以下の通り:
- 対面営業 が52.8%と最も多い
- 積立NISAからの移行:16.2%
- 家族・知人の勧め:11.5%
- 特に若い世代(10~20代)は「家族・知人の勧め」がきっかけである割合が高い傾向あり
6. 若年層の利用スタイル
- 若年層(10〜30代)は個別株式・ETFでの運用比率が高い傾向あり(リスク許容型の傾向)
- 一方で金融リテラシーが低い層も多く、金融教育の普及が重要
7. まとめ&あなたはどのタイプ?
- 新NISA利用者の中心は 30〜40代の安定層
- ただし、20代を中心に新規参入者も増加中
- 利用動機:対面での安心感・知人の紹介・資産形成意識の高さ
- 今後は金融知識の啓蒙と制度の活用促進が鍵
8.まとめ
新NISAは、20代・30代が資産形成への第一歩として使う可能性が高い制度です。あなたもまずは口座開設して、新NISAを通じて資産を増やし始めてみませんか?
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