不動産投資と高配当株、どっちがいい?初心者向けに利回りをわかりやすく解説

この記事は約 7 分で読めます
目次

はじめに

「資産運用を始めたいけど、不動産投資と高配当株ってどっちがいいの?」
そんな疑問を持つ方は多いと思います。

どちらも「不労所得(働かなくても得られる収入)」として人気ですが、実際の利回りやリスクは大きく違います。

この記事では、初心者向けに不動産投資と高配当株のメリット・デメリットを整理し、リアルな利回りを比較してみます。


1. 不動産投資とは?

マンションやアパートなどの物件を買って、人に貸すことで「家賃収入」を得る投資です。

メリット

  • 家賃収入が毎月入る → 安定した収入源になる
  • インフレに強い → 物価が上がれば家賃や不動産価格も上がりやすい
  • 銀行ローンを使える → 少ない自己資金でも大きな投資ができる

デメリット

  • まとまった資金(頭金)が必要
  • 空室になると収入ゼロになるリスク
  • 修繕や管理にお金と手間がかかる
  • 売却に時間がかかる

不動産投資の利回り

  • 表面利回り(家賃 ÷ 物件価格):**6〜8%**程度
  • 実際の利回り(税金・修繕費などを差し引くと):**3〜5%**が目安

2. 高配当株投資とは?

配当金(企業が利益の一部を株主に還元するお金)を多く出す株に投資する方法です。

メリット

  • 数万円から投資できる
  • 配当金が定期的に入る(日本株は年1〜2回、米国株は年4回が多い)
  • すぐに売買できる(流動性が高い)
  • 株価の値上がり益も狙える

デメリット

  • 会社の業績が悪化すると配当が減る(減配リスク)
  • 株価が下がれば資産も減る
  • 配当金には税金(約20%)がかかる

高配当株の利回り

  • 日本の高配当株:**3〜5%**程度
  • 米国の高配当ETF(SPYD, VYMなど):**3〜4%**程度

3. 不動産投資と高配当株の比較表

投資方法実質利回りの目安初期費用流動性(換金のしやすさ)リスク要因
不動産投資3〜5%数百〜数千万円低い空室、修繕費、ローン
高配当株投資3〜5%数万円〜高い減配、株価下落

👉 利回りだけで見ると同じくらい(3〜5%)
ただし「必要なお金の大きさ」や「リスクの種類」が大きく違います。


4. 初心者はどちらを選ぶべき?

  • 不動産投資
    → 大きな資金を持ち、安定収入を長期的に狙いたい人向け
  • 高配当株投資
    → 少額から始めて、気軽に資産形成をしたい人向け

初心者の方は、まずは高配当株など少額からスタートできる投資で経験を積むのがおすすめです。
不動産投資は資金力や知識が必要なので、ステップアップの選択肢にすると安心です。


まとめ

  • 不動産投資:利回り3〜5%、安定収入だが大きな資金と手間が必要
  • 高配当株投資:利回り3〜5%、少額から始められて流動性も高い
  • 利回りは同じでも「資金規模・手間・リスク」が全く違う

👉 初心者は、まずは高配当株から投資デビューして、慣れてきたら不動産投資を検討するのが良い流れです。

あわせて読みたい
【高配当株投資】誰でも挑戦する価値がある理由と、成功するためのポイント こんにちは、どん☆です! 「投資って怖い…」「何から始めればいいか分からない…」 そんなあなたにこそ伝えたいのが、高配当株投資の魅力です。 高配当株投資と聞くと、...
あわせて読みたい
【r>gの法則で考える】労働者と株主、どちらのポジションで生きるか? こんにちは。工場作業員FPのどん☆です。 今日は「労働者の立場」と「株主の立場」――この2つのポジションの違いについて、経済学的な視点から解説していきたいと思います...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

20代でお金の知識ゼロからスタート。
40代に入りセミリタイヤ達成。
でもサラリーマン継続中。
普段は地方の工場で組立作業員として働きながら、FPとして日々活動しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次